資機材輸送事業

安全・安定輸送を第一に常石造船グループの造船資機材輸送を日本国内(から)、中国工場、フィリピン工場向けに運航しています。
主な貨物は鋼材および船舶主機で、常石造船グループの海外造船工場での船舶建造に欠かすことのできない役割を担っています。
造船資機材輸送に配船している船舶は、中国向けではDWT2,000～3,700トンのバルクキャリアや重量物運搬船を、フィリピン向けではDWT8,000～12,000トンのツインデッカー型バルクキャリアと幅広い船種に対応しており、年間航海は100回に及びます。

Livestock Carrier事業

Livestock Carrierは生きた牛や羊を輸送する事業で、2020年に当社では初めて船舶を1隻取得して運航しています。
主な航路は豪州積み–東南アジア向けで、生牛を1輸送あたり約2,000頭を輸送しております。
近年では食文化が多様化しており各国の需要に対応するとともに、Animal welfareの観点から動物の命を運ぶ責任において、船舶に搭載された設備や船員によって輸送中のきめ細かい配慮を行い、更なる改善に努めております。

船隊企画事業

当社の新造船の計画・発注を担い、船隊整備を行うに当たっては常石造船グループ及び当社関連事業部門間の調整を行っております。
また、自社保有船の発注だけにとどまらず、常石造船グループ外への新造船就航時売船を担い、近年では友好船主との更なるパートナーシップ構築を模索し、新たなストラクチャーの組成検討及び実行を行っております。
基本方針として環境にやさしい最新鋭船を海運市場に提供する事で、海運ビジネスの活性化と成長への貢献を目指しております。